京都市生まれ。良妻賢母になる予定で京都光華女子短期大学の家政科に入学。しかし、卒業時、ちょっとミーハーな気持ちで地元の小さな広告代理店の営業職にチャレンジしたところ採用され、広告業界に入る。

新規開拓の飛び込み営業では名刺を投げ捨てられ、女性蔑視で色々言われ（当時は、ね）ながらも涙をこらえて務めた後、コピーライターに憧れて、大阪の広告制作会社に転職。300本のキャッチコピー書きなど荒々しい修行もありながらも、当時の電通、博報堂など大手広告代理店のディレクターさんたちに可愛がっていただきながらさまざまなクリエイティブ実務に取り組む。

1997年、コピーライターとして独立し、三品事務所を設立。フリーランスでの活動に際して特長を持とうと金融ビッグバン到来の時代背景を受けてファイナンシャルプランナーの資格を取得。金融に強いコピーライターとして保険業界、銀行・証券業界の広告制作に携わる。

金融関連の広告制作に無我夢中で取り組む中で、特にIR（投資家向け広報）の重要性に気が付き、証券アナリスト・船岡政紀さんのお鞄持ちとなる。船岡政紀さんを始め、証券金融業界の方々から、鋭い企業分析のもとで、企業戦略をいかにわかりやすく読み解き、経営陣・会社の考えを世の中にいかに伝えていくことが大切かを叩き込まれる。

その甲斐あり、IRツール（アニュアルレポート、事業報告書、WEBコンテンツ）での実務経験を重ね、トヨタ自動車、ハウス食品、川崎重工、プロミスなどのほか、数多くの上場企業のトップインタビューを行い、経営陣の思いを読み解く取材に定評をいただく。

IRでの経験を通して、いかに会社の未来づくりをしていくのかを深く考えるようになったことから企業ブランディングにも意欲を注ぐようになり、コスモ証券（現・岩井コスモ証券）の企業ブランディングを皮切りに、ブランドコンサルタントとしての活動を開始。

2007年8月、個人事務所を株式会社キャリアンヌへと法人化。

現在は、中小企業・地域社会・日本を元気にしていくことを志に持ち、中小企業オーナーと共にその会社の理念を明確化し、理念をもとにしたブランディングに精力的に取り組んでいる。